昨日の夜は東白川村で『茶蔵園(さくらえん)』を営む茶師の森本健二さんに来ていただき

スタッフ参加のお茶会を開いてもらいました。

セミナー お茶会 日本茶

東白川茶の歴史は450年前。

標高350~600mの高さにある茶畑は寒暖差が激しく、白川から立ち上がる朝霧が覆いかぶさり、

この気候を耐え抜いた茶葉たちは香り成分が増幅されより一層風味豊かな茶葉が生まれます。

実際にお茶を入れる体験をしてみました。

高温のお湯と冷ましたお湯を入れることで、カテキンの量や香りがかわること。

急須に一度注ぐことでお湯の温度が5度下がることなど、

様々な知識とともにお茶を入れる体験をさせて頂きました。

セミナー お茶愛 日本茶

最後の一滴まで残さず注ぎきること、急須で注ぐ際の蓋の向きで内部の上流具合が変わることなど、

美味しくお茶を楽しむための秘訣をたくさん教えていただき、とても奥深いお茶の世界を知ることができました。

セミナー お茶会 日本茶

同じ茶葉を使用しても、たった2グラムの違いで、色、味、香りに大きな差が出たので驚きました。

一言で「日本茶」と言っても、茶葉や抽出方法、茶器を変えることで

自分の目的に合った様々な楽しみ方ができ、それぞれにお気に入りを見つけるのも楽しいと思いました。